マジェスティックプリンスが戦隊面白かった理由

マジェプリは夏アニメというよりは春〜夏アニメでしたが…。

すでに終了しているので、いわゆるレビュー的なものは他のレビューサイト様にお任せする(というかしたというか)として、ここでは「マジェプリが戦隊ものとしても立派に機能していた理由」を軽くまとめてみようかと。
出演者にシンケンブルー(相葉裕樹)とゴーカイシルバー(池田純矢)がいた…という部分は外せませんが、ここは置いておきます。


まず、戦隊カラーではないけど個々の機体がレッド・ブルー・パープル・ローズ・ゴールドの5色なこと。
そして初期メンバーが男3女2の近年の戦隊の基本フォーマットだということ。
これが戦隊ポイントその1。
これだけでは別に戦隊魂はくすぐられないよ…と思いますか。そうですか。
敵側は地球(というか地球人類)を侵攻しようとする、あまり仲の良くない血族。戦隊的に言うと、ゴーゴーファイブの災魔一族です(たまたまですが、その敵側のメインキャラの声優が緑川光)。
そしてそのグリリバ演じる敵キャラ=主人公のライバル・ジアートは、戦隊的に言うとシンケンジャーの腑破十臓。いきなり主人公・イズルに目をつけて最大の好敵手と決め付け、それはそれはもうどんなにイズルが嫌がってもストーカーのごとく地の果てまで追ってきます。
ここが戦隊ポイント2。
そして戦隊ポイント3は2クール目から追加メンバー=ブラックの加入
もうここまでくると戦隊ですね。戦隊ですね。戦隊ですね。
1クール目は主人公たちチームラビッツの成長に主軸を、2クール目は敵側との決戦に加えて主人公たちも知らなかった機体や、それこそ自身の出生に関する秘密に主軸が置かれていたものの、残念なことに大半の謎はおそらくあるだろう2期へと投げられた!!
2クール目の終盤=敵との決戦ではあったけど、それは決して最終決戦ではなく、イズルVSジアートの決戦ではあったけど、本当にイズルが勝ったのか…という時点で私は思った。
これはシンケンジャーでいうところの26幕、殿VS十臓1回戦と同じではないか…と
ライバルとの決着はつけたけど、敵本体との決着はついていない。大半の謎が明かされずに終わっている。
これは間違いなく2期前提で話が作られている…!


…ということで、マジェプリ2期早よ!!