PSYCHO-PASS サイコパス #06「狂王子の帰還」

狂王子＝槙島…でいいんだろうかね？

前回ラストで衝撃の過去（元監視官で犯罪係数ぶっちぎって執行官落ち）が明らかになった狡噛さんの過去らしき回想からスタート。
今週も安定のグロ…だけど最初からクライマックスにグロかよｗ

悪夢で目覚める狡噛さん…どうやら過去の事件で部下の執行官を死なせているらしい…？
てか、服装がだらしなくない狡噛さんに違和感を感じるのは私だけか？ｗ

…てか、狡噛兄さんの部屋、ベッドらしきものが見当たらないんですけど？　まさかズボラにソファーで寝てんの？（一応毛布常備してるしな）

そして狡噛さんの中の人こと~~モバイレーツ~~関智一いわく、兄さんがタバコ吸ってんのは思い入れがあって吸ってるという設定らしいので、もしかしてこの部下が吸ってた銘柄吸ってんだろうか…青島と同じだけどｗ

コミカライズに出てきたバァ…じゃない、局長出てきた。

朱はエリートだけあって、現状では多少問題もあるけど一応、将来有望な人材ではあるらしい…が、伝説の闇堕ちエリート狡噛さんという前例がいるだけに油断はならない…と。名指しはされてないけど、「宜野座の同期」って言ってるし、宜野座も狡噛さんを「相棒」と指してたから、この2つはイコールで結びつけてもいいんだろうと思う。
公安局としたら本来は黒歴史にして抹消したいところなんだろうけど、当の闇堕ちエリート本人が執行官として残っちゃってるから「名前も出すもの嫌」みたいな、ハリポタでいうところのヴォルデモート状態なんだろうな、多分。
ホントに公安局じゃ、狡噛さんは伝説の闇堕ちエリートとして語られてそうだよなｗ　堕ちてなお、そんな職場（しかも同じ部署）に中1ヶ月で復帰して更に3年も働いてる狡噛さんスゲェな…いろんな意味で。まぁ、そんだけの執念を持ち続ける理由がある…のよね。

そして宜野座本人も闇堕ちには油断できない要素を持っている…と。
犯罪係数と遺伝、父親と同じ轍…う〜ん、これは征陸のとっつぁんとの親子説を示唆しているのか…？　親子説はミスリード説もあるんだけど、なんかストレートに親子と受け取ったほうがいいような気がしないでもなく…。
だとしたら、宜野座はどんだけ居心地の悪い職場にいるんだｗ
ただ、とっつぁんが宜野座の父親だとしたら、監視官の犯罪係数オーバーって珍しいことじゃないのかもしれない…のかな？　1話で宜野座が言ってた「刑事課の人材不足」ってイコール「監視官の人材不足」とも受け取れるから。だとすると、公安局になかなか適性が出ないのも分かる気がする…けど、そうなると逆に執行官は？　って話にもなるよな…。監視官の犯罪係数オーバーが珍しくないとすれば、執行官は元監視官だらけでも逆におかしくないんだけど、1係に関して言えば弥生と縢は一般の潜在犯からの採用っぽいし、狡噛さんの元監視官設定が「衝撃の過去」扱いだという点からすると、やはり珍しいケース…と捉えたほうが自然なのかもなぁ？

今回の事件の舞台は女子高。100年後も~~キラキラネーム~~DQNネームは健在…と。風桜…読めねぇよ！！
ちなみに1係なんてDQNネームならぬDQN苗字だらけですけどね…主人公を筆頭にｗ

授業中に「お姉様」とチャットするJK…だけ見ればマリみてだけど、この「残酷」ってーのがおそらく今回の事件のキーワードだろうな。
…にしても、チャット感を出すためにセリフと一緒に文字を打ち出す演出はなかなか良いね。

一方、狡噛さんの衝撃の過去を知ってしまった朱は、何故に狡噛さんが執行官落ちしたのかを探る。
縢は縢で朱の気のかけ方に「それって恋？」と訊くが、朱は間髪入れずに高笑いｗｗｗ
ホントに毎回暴挙暴言の絶えないヤツだな、常守ェ…。これは「常守監視官の暴挙暴言一覧」としてまとめるべきなのか？ｗ

縢がお料理男子なのが意外すぎた上に、部屋がゲーセン状態とかｗｗｗ　執行官って給料おいくら？

ちなみにこの時代、酒は中毒性が怖いのでほとんど飲まれないらしい…。だから前回の事もあって朱の受け答えも「それ火ぃ吹くために使うんじゃないよね？」なのかｗ

縢、おそらく酒を飲んだことがないだろう朱を誘惑ｗ

宣言通り酒が入ったら口が軽くなった縢…ってか、酔っても酔わなくても喋ってただろうけどｗ
縢が採用された時にはすでに狡噛さんは執行官だったらしいものの、経緯は知っている様子。
とある事件で部下の執行官が殺され、それでおかしくなって犯罪係数オーバーして監視官を降ろされ、挙句迷宮入りとなった事件を執行官となってまで追っている…と。
まぁ、最初から槙島に繋がっていくという時点で何らかの事件での因縁だろうとは示唆されてたし、そこからその事件を追うために執行官になってまで刑事を続けているという流れも把握できてたけど、未だに謎なのは狡噛さんがおかしくなった＝犯罪係数オーバーした過程だよな。「犯罪者の心理に寄り添いすぎた」というのは、とっつぁんや宜野座がほのめかしてたけど、2話とか今回の回想では「憎悪」っぽい印象のカットがあるんだよなぁ…。多分、縢の言う「おかしくなった」という部分がそこなんだろうけど。

そしてここで浮上した常守朱（20）酒豪説ｗ
ただし、比較対象が縢なので、朱が強いのか、縢が弱いのか、標準がどこにあるのか分からないからなんとも言えんわｗ

朱は縢から聞いたことを手がかりに、更に話を知っているだろう志恩に話を聞きに行く。
…ってついに出たよUDON！！　そして今週の夜食テロパート2だよ！（パート1は縢の手料理）

プラスティネーションを使った猟奇殺人…それで「標本事件」か。ちなみにプラスティネーション＝人体の不思議展…といえばお分かりいただけるかしらね？

一見普通そうに見えるけど、朱ってさ、案外グロ耐性あるよね…。配属早々エリミネーターで射殺されるところを見たり、バラバラ死体のホロ見ても、今回もこういう死体画像見ても「うわ…」とは思ってるけど、決して目をそらしたりしてないんだよね…だからこそ適性出たんだろうけどｗ

そしてそんな朱より更にグロ耐性がある弥生。…ちなみに私もこのシーン見ながらメシ食いましたｗ

…てか、2話でそれっぽいのを匂わせてましたけど、志恩さんと弥生って百合なんですか！？ｗ

事件の概要と、その捜査中に狡噛さんの部下だった佐々山執行官が殺され、犯人らしき男が失踪したことで事件は迷宮入り…と朱に語る志恩さん。少なくとも宜野座ととっつぁんと志恩さんはその事件の捜査に携わってる…ってことか。
ただ、執行官のコードネーム（ハウンド○○）がどうやら入った順に１〜４らしいから、3の狡噛さんより先に2の弥生が入ってることになるんだけど、果たして弥生はいつ採用なのか謎だな。「続きは？」と志恩さんに先を促してるあたりで標本事件を詳しくは知らないカンジにも思えるし…。

休日を友人たちと過ごす朱は毎度のごとく狡噛さんのことを愚痴るが、「実は朱と狡噛さんはよく似てるんじゃないか？」と指摘される。
…というか、宜野座はすでに「よく似てる」から、朱が狡噛さんみたいになるかもしれないと少なからず危惧してたわけでしてｗ　こういうのが朱の鈍感具合というか…当の本人だから気づかないんだろうな。もう片方の当人である狡噛さんが朱がかつての自分に似てるという認識があるかは分からないけど（…なさげ？）
おそらく、この「よく似た2人」が途中まで同じ道をたどったけど、最終的には正反対のところに行き着きそうな気がするんだよね…。その「正反対」が対決という構図になるのかどうかは分からないけど、なんとなく朱と狡噛さんって互いが互いの鏡像みたいなもんじゃないかな…って気がする。もしかしたら槙島は別の意味での狡噛さんや朱の鏡像かもしれんけど。

…で、話はまた女子高に戻る…というか、今回の事件の発端がやっと出てくる。
女子高で生徒が失踪しているものの、教師に箝口令が敷かれて詳しいことがわからない状態…らしい。というのも、この女子高は「多感な思春期の女子のサイコパスを曇らせないように閉じ込めて純粋培養する」というのが売りなので、そういったことは生徒の耳に入れないようにしている模様。
でもって、ここでチラッと出てきた「この学校にいた教師が〜」っていうのは、標本事件の犯人と目されている失踪した高校教師のことではなかろうか？

そして出た、マリみて！
このシーンで「キマシ」だの「キマシタワー」っていうのをよく目にして、ナンジャラホイ？　だったんだけど、調べたら「百合」ってことだったわｗ　なんだ、想像通りでよかったのｗ
ちなみにこの王陵璃華子の中の人が坂本真綾だったので、もしかしてPSYCHO-PASSってゲスト声優の無駄遣い（褒め言葉）だったりする？　なんかいかにもこの事件の犯人っぽいんですけどー！！

そして、Aパートに出てきたツインテールと、この2人組のうちのどちらか…おそらくショートカットのほうが殺されそうな気がする。このポニテはむしろ「王陵が怪しい」と朱とかに言いそう。

宇宙人じゃあるまいし……それはアバンの狡噛さんのことかー！！ｗｗｗ

ある意味、今週の顔芸担当だよ、狡噛兄さんｗ

美術部部長・王陵の描く絵が………怖い((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
王陵から感じるのは、本来の意味でのサイコパス気質だよな。
このアニメのタイトルも「サイコパス」だから混同されるけど、このアニメのタイトルでもある「サイコパス（PSYCHO-PASS）」っていうのは、分かりやすくいうと「精神の証明書」で、我々の世界で一般的にいう「サイコパス（Psychopath）」は「精神病質（反社会的人格の一種）」とまったく意味が違うんで、よく「サイコパスな犯罪者出てこねぇじゃん」とか言われるんだけど、そういった意味ではついに出てきたか…と。
ただ、そういった本来の意味というか我々の世界でいうサイコパスを、ドミネーターというかシビュラはどう判定するか…だよね。
今のところ「そういうヤツに限って犯罪係数低くてドミネーターが使えないという大穴があるんじゃないか」と言われてるんだけど、果たしてどうなるのやら…。

義理の父から性的な目で見られることに耐えられずサイコパス色相を曇らせているツインテに相談にのる王陵…怪しいわぁ…いろんな意味でアヤシイわぁ…。

シビュラのおかげで人生の決断で悩むことなく、ゆる〜く楽に生きられる世界…だけど、やっぱりシステムに疑問を抱く勢力はいるのね…当たり前だけど。
「（主人公たちが）システムに反抗する話にはしない」と明言されてるんで、おそらく槙島サイドがその反抗勢力的なものとして描かれるんだろうけど、だからって単純に反抗勢力と対決する話…とは思えないんだよね。「正義の在処」がテーマになってる時点で。システムの矛盾とか突きつけられてもなお、そのシステムの中で各々の正義の在処を探すというか、常に証明し続けていくのがこの話じゃないか…って気がするんだけど。そういった意味では、狡噛さんと槙島との対決の先に朱との対決がありそうな気はやっぱりするんだよなぁ…。よく似た2人の正義の在処がまったく違うところにあって、しかもそれがどっちも間違ってない的な意味で。

スーパー百合タイム…しかし、今回の話だとグロいマリみてとか怖いマリみてにしか…ｗ

…ホラーだなぁ……。相手（王陵）が残酷なこと言ってるのにツインテが幸せそうな表情なだけに怖いものがあるな。
上手くキャプれてないけど、王陵に抱きしめられたツインテがダランと腕を垂らしているから、もしかしたら殺されてるかもしれん…。

そして…覚えてらっしゃいますか？　3話のあの事件。
チィーッス、金原さんお久しぶりでーす！
予想通り繋がってたねぇ、事件。

3話で使われたドローンの暴走プログラムと、4・5話のホロハッキングが同じプログラマーによって書かれた…と言う志恩さん。
「今日つけてるブラジャーを賭けてもいい」「…いらねぇよ」ってｗｗｗ
志恩さんがお色気要員なのは分かってるんだけど、お色気というよりは下ネタ要員な気がしないわけでもない今日この頃ｗ

金原も御堂も電脳犯罪のプロからバックアップを受けていた…と推測するが、金原の供述ではプログラムが入ったディスクがある日送られてきて、送り主も不明とのこと。
そして最大の疑問は、送り主は何故そのディスクを使って金原が殺人を犯すこと分かったか…ということ。

…ねぇ、もう狡噛さんの推理能力って超能力化してない？ｗ
パックアップ人に殺人の動機はなく、むしろ動機は金原と御堂にあった。バックアップ人はその2人に殺人の手段を与えたまでで、殺意と手段を組み合わせることで新たな犯罪を創造させる。それがバックアップ人＝黒幕の目的だ…と。
しかし、言ってる途中から違う世界を見始めてたぞ、狡噛兄さん…過去の記憶が挿入されてるし。
最後のカットなんかいかにも「憎悪」なんだけど…。「おかしく」なって犯罪係数ぶっちぎった理由はそこにあるんだろうなぁ…やっぱ。

さすが元相棒というか、ギノさんはちゃんと狡噛さんがおかしくなるの分かってるから追っかけたな。…つーか、フツーに職場放棄だろ、狡噛兄さんｗ　2話で縢が「宿舎と刑事課のフロアしか自由に行き来できない」と言ってたのと、兄さんの現住所から見るに、あの公安局ビルのどっかのフロアにあるんだろうな、執行官の宿舎が。

金原の事件と御堂の事件には共通点があり、「殺意を持っている者」と「殺人の手段を持っている者」を引きあわせている者…それが事件の黒幕だという狡噛さん。そしてそれは標本事件にも共通しているようで…。
ってことは、今回の殺人の技術屋がチェ＝グソンか？
…つーかさ、未解決事件とはいえ、捜査資料を私物化してていいのか、兄さん？　いや、資料自体はデジタルで保存されてて、それを紙にアウトプットしたやつを持っている…と考えたほうが自然か。どうやら執行官の部屋にネット回線だの端末だのなさそうだし。

しかし、宜野座は「（その黒幕とやらを追うことは）いるかもわからない幽霊を追いかけているようなもの」と一蹴するが、かつての部下だった佐々山はそれを突き止める寸前で殺されたこと、佐々山の無念を晴らすためにこの3年間があった…と狡噛さんに言われ、何も言えなくなる。
狡噛さんが執行官になった…というか、堕ちるところまで堕ちて＝執行官になってまで刑事を続けている理由はそれか…。
ギノさんにしてみりゃ、こんなバカな話はないんだろうなぁ…。自分以上のエリートで相棒だった男が、部下を殺されてその無念を晴らすためだけに執行官に堕ちて、おそらく人まで変わってしまった一部始終をギノさんは見てきてるわけだもんな。おまけにそれを止められなかったという自責の念がギノさんにはある。ギノさんは「潜在犯を憎んでる」けど、潜在犯に堕ちた狡噛さんは憎む要素がまったくないどころか、「どうしてそうなった？」という疑問だらけなんだろうな。むしろギノさんが潜在犯・狡噛さんを憎む部分があるとしたら、その「どうしてそうなった？」の部分だろうと思う。まったく理解できないから。もしくは理解したくないから。

そしてついに本格的な事件発生。
噴水ホロの下から出てきたのは…………。
しかし、清掃局員はこれが死体だとは…気づいてない。

王陵の背後にいるのは、やはり槙島…だったか。
しかし、これぞサイコパス同士の会話…だな。薄ら寒いわ…。
とはいえ、虚淵が企画会議に持ってきた「こんな事件できますよリスト」の筆頭に今回からの事件があったって話で、ということはPSYCHO-PASSで虚淵が一番やりたい話はコレじゃないのか…ということなので、盛り上がるっちゃ盛り上がる話にはなりそうだよね。なにせ待望のサイコパス犯人だし。

今回、要約すると「グロいマリみて」で大体合ってるよなｗ
王陵が描いてる絵があのツインテなんだけど、入られてる線って…切断線…よね？
そして今回の事件は「タイタス・アンドロニカス」がヒントか…。歪んだ愛というか、当人にとっては何ら歪んでないんだけど、常人から見ると歪んでるどころじゃない愛…というやつだろうかね？
とはいえ、意外なのは槙島以外にもサイコパスな人間が出てきたところだな。…いや、意外というよりはここでぶっこんできたか…という感嘆というべきか。槙島「だけ」が異常性を持ってるわけじゃないけど、やはりこの事件を通して槙島の異常性がより浮き彫りになるんじゃないか…という気がする。
しかし、来週解決する気がしないんだよな…。確かBD/DVDだと今回から3話収録だから、もしかしたら前中後編…か？　先行上映組の話を聞いても「また次回へ続く」って言ってたし。
そして「女子高潜入捜査」とか言われてるけど、次回のあらすじ＋先行上映組の話を聞いても、まったく潜入する気配が…ない。

でもって、後枠＝今週のロボノで奇跡のコラボレーションがあった模様。

ロボノの昴の父ちゃんと征陸のとっつぁんが激似というレベルではなかったｗｗｗ
サイコパスもロボノもどっちもI.Gとはいえ、違和感仕事して下さいｗｗｗ
ロボノ（2019年）、サイコパス（2112〜3年）なので、これは昴の息子が征陸のとっつぁんで容姿が隔世遺伝と言われても信じるわｗ