仮面ライダーW 第15話「Fの残光/強盗ライダー」

若菜のラジオでボクサーの減量の話を聞き、検索していたらついハマり込んで減量地獄を味わっていたフィリップは翔太郎たちに助けられるが、そのとき恐竜型のメモリガジェットみたいな何か…というか、映画に出てきたファングメモリを見つける。
「そんなはずは…」と驚くフィリップだが、次の瞬間、ファングメモリは姿を消してしまう。


そんな中、鳴海探偵事務所に依頼人が。
銀行員の冬美の依頼は、なんと「仮面ライダーを探して欲しい」というもの。
しかし、冬美が探して欲しい「仮面ライダー」は銀行強盗だという…。


「『仮面ライダー』という呼び名は風都の人たちが名づけてくれたものだ」…と仮面ライダーであることに誇りを持つ翔太郎は憤慨。
調査を開始し、偽者=アームズドーパントを発見するが、様々な武器でWを翻弄して去って行く。
一方、亜樹子は冬美が銀行員ではないことに気づき、冬美の正体が「怪盗ツインローズ」の1人であることを知る。
そしてアームズドーパントの正体は冬美の相棒の倉田であった。


その頃、園咲家では琉兵衛が冴子に、新しいガイアメモリを開発したい…と言う。
映画で分かる通り、1年前にフィリップが脱走してからガイアメモリの開発は中止している(…が、どうやらそのことを琉兵衛は知らない様子?)。
アセる冴子だが手は打ってあるらしく…?
そういえば映画パンフDVDのメイキングで、地球の本棚でフィリップが「恐怖という名の男に、ここにいろと言われている…」っていうシーン(映画ではカットされている)があって、「恐怖=テラー(ドーパント)=琉兵衛」と取れるんだよな。
そして謎として深まるのが、琉兵衛が冴子には厳しいのに若菜には甘いという態度。
前回、若菜が捨てたクレイドールのメモリは保留したままだし、ただ「次女だから」甘いってわけでもなさそうな気がするんだが…。
でもって、もともとあまりいい関係じゃなかった冴子と霧彦さんの溝も深まるばかり…。
…そういや2号ライダー(アクセル)のバレがきてから、霧彦さん途中退場説が浮上してるよなw


フィリップの検索で倉田の居場所を突き止めた翔太郎は冬美を呼び寄せる。
冬実は倉田を説得するが、ドーパントの力に蝕まれた倉田はアームズドーパントに変身。Wに襲い掛かる。
様々な武器を駆使するアームズに苦戦しつつも追い詰めたWだが、そこに冴子からの指令が…。
冬美と亜樹子を人質にとったアームズはWに変身解除を迫る。
そう、これは冴子の罠だった。
最初から狙いはフィリップだったのだ!
変身解除した翔太郎はフィリップに「逃げろ!」と叫ぶ。
そして状況が分からないまま逃げるフィリップの前に冴子が現れる。
冴子はフィリップに「さぁ、いらっしゃい…来人(ライト)」と言い…。


冴子の言うことが嘘でなければ、フィリップの本名は「来人」。
ライト→「right(右)」。
…そういや、翔太郎の苗字が「左」だから、フィリップの本名は「右」がつくんじゃね? と言われてたけど、マジだったwww
そして「一緒に家に帰る」みたいなことも言ってたから、弟…?
とりあえず、映画+今回で分かったのは

  • ガイアメモリはフィリップでないと作れない
  • フィリップが脱走した1年前から新しいガイアメモリは作られてない(=これまで起こった事件はフィリップがそれ以前に作ったメモリで起こされたものである)

冴子がアセるのも無理ないわ…。


次回(…というか、こっちも年明けだけど)は、ファングメモリがTV本編にも登場。
どうやらファングメモリを今まで使ってなかったのもワケがありそう…。