PSYCHO-PASS サイコパス2 #09「全能者のパラドクス」

PSYCHO-PASS Sinners of the System

ついにこのブログも1週以上遅れになったでござる…の巻。
ツイッターの実況および実況後の感想やら考察とか#pp_anime


シビュラの真実を知らされた美佳。どんな反応を見せるかと思いきや、美佳は「素晴らしい」と受け入れる姿勢を見せる。
「社会が是とするものを無条件で受け入れるその姿勢。確かに理想的な市民のモデルケースではあるわね」
前回、シビュラの真実を知った美佳の立ち位置が「シビュラの秘密を知りながらも、シビュラに疑問を抱かない者」になるのでは…と予想したんだけど、まさにその通りだったw
「退屈なほど理想的な市民」である美佳は、目の前の現実を受け入れることを拒否(思考停止)し、シビュラに対して生理的にどんな感情を持とうとも盲従するということで朱とは違ったサイコパスの濁りにくさを発揮したんだろう。
要は、基本的に美佳は徹底的に自己保身に走ることでクリアさを保っている…ってことか。
しかし、2期の美佳を見ていると、じゃあ1期で加賀美を失ったことで監視官を志したはずの彼女の「正義感」って何処行ってしまったんだろうな…って残念になってくるんだが、美佳の「正義感」って、あくまでも「理由の如何を問わず潜在犯をこの社会から抹殺すること」にあるから、我々視聴者から見たらとても残念な正義感であって当然というかしょうがないというか…。1期最終回で勝手に朱の後継者を期待した我々が間違ってたよねー…って話だわなw
そんな美佳を「極めてクリアな存在」と語る東金。そんな東金に局長=美沙子は「あなたとは違ってね」と皮肉を飛ばす。

美沙子の実験によって人工的に作られた免罪体質者――それが東金朔夜だった。
…てか、被験体ナンバー398…それで朔夜って名前なのかよwww*1
実験で小動物を残虐に殺しても濁ることのないサイコパスを賞賛する美沙子。
…あ、キモ金さんの「黒く染めたい」欲望の裏から感じる、悲痛なまでの「愛して欲しい」って叫びと繋がったわ。
そうか、東金は人工的免罪体質者としては失敗作だったことで母の愛を得られなくなったのか。それで「愛して欲しい」って叫びが常に「黒く染めたい」発言の裏にあったわけか…。てか、自分のドM感知センサーの感度の良さにビックリだよw
10歳で史上最高値の犯罪係数を叩きだしたってことは、そのあたりに「(実験で)自分がしていることが何なのか」ってことに気づいたんだよな、きっと。そこで芽生えた罪悪感やら、知ってしまったであろう出生の秘密とかで濁りに濁りまくって真っ黒になった…と。
そして美沙子も息子に皮肉を投げるあたり、かつてのようには愛していないようだし…というか、美沙子は元々「東金朔夜」という存在を愛してたんだろうか?
イレギュラーな人格を持つ免罪体質者に「愛」はあるのか…という疑問があるけど、もし美沙子が東金を愛していたとしても、それは「成功例である実験体」として東金であって、「息子」としての東金ではないよね。
ただ、失敗作である東金を即処分しなかったのは、東金に対して情があるというよりは、東金の「息子」という立場と、そして愛されたいが故に母に盲従する心を利用していると感じる。

「私、感動しました。これは法の理想の形です」と免罪体質者によるシステム運用および支配と統治を賞賛する美佳に、「もう染める理由はない」と言う東金。そして「別の使い道がある」とも。
「へぇ…どんな?」と問う美沙子に、東金は答える――「常守朱を黒く染めるために」


「人を裁く完全な存在がいたとして、その存在を裁くことは可能ですか?」雑賀先生に尋ねる朱。「全能者のパラドクス…ってやつだな」そう答える先生。
全能者は自分でも持ち上げることのできない重い石を創造できるか? ――もし、持ちあげることができない石を創り出せたなら、石ができた時点で全能者ではなくなる。――そして、石が創り出せないなら、その時点で全能者ではない。
「どちらにしても矛盾が生じてしまう」そう言う先生は朱の問いに答える。
裁きを下すその存在が完全なら、自分をも裁かねばならない
…おっと、今のシビュラさん状態じゃねぇかw
パラドクスの解決法を問う朱。
先生は「前提か過程か結論のどこかに誤りがある。もしくはそれらのうち、どれかが実は正解だと証明すること」と答える。
「誤りか…正解か…」呟く朱。そんな朱を見て先生は「何故こんな話題になったんだろうな? 俺たちはシビュラの話をしていたはずなんだが…」と苦笑う。
…先生、実はシビュラの話なんです、コレw

自宅に刻まれた「WC?」のメッセージを眺める朱。
鹿矛囲が知りたいのは「シビュラの色」。そして「鹿矛囲自身の色」――もしも、それら2つが同じものだとしたら…。
朱はその可能性に気づく。
「この世界の神様か…」同じ頃、雑賀先生はひとりごちる。「そんな危なっかしい話はするなと言うべきだろうに、あいつの答えに期待してしまっている」「俺も大概だな」東金に指摘された朱への依存を自覚する先生。「鹿矛囲のシンパどもも、これと同じ気分だったってわけか…」

一方、拘留中の升嵜のもとに訪れたのは局長=美沙子と東金。「会うのは桐斗くんの手術以来かしら」と語る美沙子=禾生に「やはり生きておられたのですね、東金院長」とその正体を悟る升嵜。…てか、消されるだろコレw

全能者のパラドクスの解消手段――そのひとつは、全能者は同じ瞬間に全能である必要はないということ。
自分でも持ちあげられない重い石を創りだしたあと、軽くする――これなら全能性を保てる。そして今のシビュラシステムが採用しているのも、この解消手段。
シビュラは自分に裁けない免罪体質者を自らに組み込むことで完全性を保っている。しかし、鹿矛囲は他人をクリアにすることで、事実上あらゆる人間を免罪体質者に等しくした。結果、パラドクスの解決を封じてしまった。
その上で鹿矛囲は更に疑問を投げかけている――シビュラはシビュラを裁けるのか…と。
裁けないなら、シビュラはシビュラ自身の例外となる。解決は自分を自分に組み込むことだが、もちろんそんなことは不可能であり、シビュラの完全性は失われる。
では、シビュラが自分を裁けるなら――「裁けない者はない」という点で完全性は保たれる。しかし、もしそうならシビュラを構成する者たちをもう免罪体質とはいえず、裁くべき者を裁かなかったことになってしまう。
「このパラドクスの解決は、ひとつだけ――」朱は気づく。その瞬間、朱のデバイスにコールが。

拘留中の升嵜が殺された。使われたのはドミネーターと判明。「また話し相手を失っちまった」と残念そうに呟く雑賀先生。
「ドミネーターが使用された以上、鹿矛囲の犯行と見るべき」と言う東金だが、自分の正体を知っている美佳に、余計なことを言うなとばかりの目線を送る。怯える美佳。
志恩さんの調べで公安局内の監視カメラのログデータが別日のデータに上書きされていることが判明。「公安のシステムに侵入されたということか」と驚くギノに「痕跡らしいものも残ってる」と言う志恩さんだが、「これが不思議なのよねぇ…」とも。
分かりやすいくらいに升嵜消されたわwww
そしてキモ金さんてば白々しいwww白々しいにも程があるwww
いい加減、美佳もゲロればいいのに…と思うが、余程でないとゲロんないだろうなぁ…美佳だものw
しかし、東金の「黒染めたい」欲望は、欲望ではなく「母の邪魔をする者を黒く染めて排除する」ことだとしたら、母の愛を得たい東金の心理に一致する。人工的免罪体質者としては失敗作でも、汚れ仕事で母の役に立つことで愛を得ようとしている…そういうことか。
そして知りすぎた者を残酷に殺すことにこだわるのも、かつて幼少時の実験で「残酷に殺せば殺すほど母が喜んだから」だとしたら、悲しいくらいのマザコン…というか、悲しすぎる子供だな、東金

美佳を呼び出した東金は「升嵜は知りすぎた」「母さんの秘密に触れる者は排除すべきだ」と、彼を殺した理由を告げる。「やっぱりあなたが…」と、東金に更なる嫌悪感と敵愾心を抱く美佳。
だが東金は「どうした、俺が怖いのか?」と、意に介さない。「その感情は誤りだ。なぜなら俺は、母さんの…シビュラの申し子なのだから」とドヤ顔の東金…安定のキモさだよ、キモ金さん!!
「俺の意志は社会の意志。俺の目は社会の目。遵法精神を誓う以上、お前は俺を否定することはできない。たとえどんなに潜在犯を嫌悪していようともな」と美佳の弱点――どんなものであれ社会=シビュラが是としたものに盲従することでクリアさを保っている美佳が、そのシビュラ=美沙子が是としている東金を否定することは、そのまま美佳のサイコパスが濁ることに直結する――を突く。
「…要件は何?」東金に屈する美佳。東金は朱の祖母の居場所を美佳に調べさせる。
「彼女には鹿矛囲を殺す役目を担ってもらう」
…なるほど。朱に鹿矛囲を殺させることで、鹿矛囲と朱、両方を排除できるって算段か。
それにしても、自身を「シビュラの申し子」と称する東金だけど、これは自分に言い聞かせてるっぽいように聞こえるんだが…。おそらく東金自身、母が自分を愛してないし、母に利用されているって自覚だって薄々はあるんだろうけど、「シビュラの申し子」って自分に言い聞かせることで、潜在犯である自分が利用価値があるから生かされてることを「母の愛」だって自分に錯覚させてるんだろうなぁ…悲しい子供だよなぁ、東金。とはいえ、していることは許されることじゃないし、全く同情はしませんがね。


弥生の調べで、ここ最近、国交省の役人が頻繁に会合を開いていることが分かる。主催者は桑島浩一*2
桑島は省内一の若手ホープと目される国交省の役人で、例の飛行機事故の1週間前に転校して難を逃れた鹿矛囲の同級生だった。
更に桑島は鹿矛囲の隠れ家だった港の管理会社の株主でもあり、桑島が協力者ならば、彼を介して鹿矛囲が各界の大物と接触できたことにも説明がつく。
「その点も本人に聞いてみましょう」朱は桑島を確保することに。

桑島が開いたパーティー。自らを「茶番のセレモニーマスター」と称する桑島。このパーティーには何らかの目的があるようで…。
役人たちが口々に「これでシビュラを排除できる」「やっと我々の時代が来る」と言うことからも、鹿矛囲の手によってクリアにされたことで堂々と(?)シビュラを否定できる反シビュラ・反厚生省派の役人や議員…ってことか。
「君がいるから皆安心してシビュラを否定できる。それだけでも革命的だ」予想通り、桑島は鹿矛囲の協力者ってことね。
そんな役人たちの姿を見て溜息をつく鹿矛囲。「そろそろやってしまおう。見るに耐えない」
「君たちの役目はこれまでだ」謎の言葉とともに役人たちの前に運ばれた料理。桑島は言う「最後にメインディッシュを用意させていただきました。ご堪能ください」
首を傾げる役人たちがそれを開けると――饗された料理は全て人肉だった。
悲鳴が上がり、人肉を食べていたことに混乱する役人たち。そんな役人のひとりにドミネーターを向けた水絵は「かわいそうに」と嘲笑う。

何故と問う役人に「それはこちらのセリフだ」と鹿矛囲。「地獄の季節を黙認し、数多の犠牲者を貪って今の地位を手に入れ、更には自らをクリアに保つため人の命を弄んだ」このパーティーの目的は、地獄の季節で利益を得た役人たちへの報復だった。
命乞いをする役人たちに「これが君たちの本当の色だ」と冷たく言い放つ鹿矛囲。そしてエリミネーターが放たれ、虐殺祭開始。

水絵のドミネーターが使用されたことを感知した志恩さんは朱に知らせる。場所を聞かされた朱と美佳は、今まさにそこへ向かおうとしていた。
朱は現場一体をドローンで封鎖することを指示し、現場へと急ぐ。

「ありがとう。これでみんなに謝ることができる」と礼を言う桑島に「君が責任を感じることじゃない」と鹿矛囲。
自分だけが助かった罪悪感で潜在犯になりかけた桑島。「社会秩序を守るシビュラシステム。そのエゴ故に184人の友が殺され、俺は社会から消えるとこだったよ」と語る桑島に「君を曇らせはしない」と言う鹿矛囲。
「行こう。ともに裁きの場へ」桑島を促す鹿矛囲だが、桑島は「俺はお前のように人を導けない。結局俺もこいつらと同じ救われた側の人間だ」と断る。
桑島の決意が変わらないことを知った鹿矛囲。立てこもり事件の美馬老人や升嵜医師のように鹿矛囲のために身を挺する桑島に鹿矛囲は何を思うのか…。
そこに「半信半疑の情報だったが、無事、切り札を手に入れた」と桑島。「必要ないといったはずだ」と鹿矛囲は言うが、「常守朱は最大の障害になり得る。行動を封じるに越したことはない」と桑島。…あ、葵ばあちゃん死ぬわ。てか、この情報流したのキモ金だろ?
だが鹿矛囲は「その程度で彼女は止まらない。どんな状況でも自分の色を保ち続ける彼女だから、裁きの証人になって欲しいんだ」と語る。
「ならこれで彼女を試せるさ」と自分は自分なりに動くという桑島は、「行け、桐斗」と鹿矛囲を促す。
「俺はここで役目を果たす」そう鹿矛囲に告げる桑島。同時に水絵も公安が来ることを鹿矛囲に告げる。
「君は再会するずっと前から、もう僕たちの大切な仲間だったよ」――鹿矛囲のその言葉は果たして本心なのか…。
洗脳するために相手を肯定する言葉を吐き続ける鹿矛囲だけど、同じ飛行機事故によって傷を負った同級生でもある桑島に語った言葉は果たして鹿矛囲の本心なのか…。それとも「同級生である国交省の役人」を利用したのか…。それは鹿矛囲にしか分からない。
「お前たちなら世界を変えられる。お前たち全員でシビュラを裁け」桑島は屋敷に火を放つ。

現場――屋敷に到着した朱たちを「さすがに早いな」と出迎える桑島。
「鹿矛囲は何処?」と問う朱に「彼は行った」と答える桑島。
「だが、無駄足ではないよ。代わりに彼らを見送ってやってくれ」燃え盛る屋敷を見る朱たち。そこに見えたのは動物のホロをかぶった人間――それも無残に切り刻まれ、歪にその姿を変えられていた。
「酷い…なんてことを」「これが人間にやることか」憤る弥生とギノ。「まさに地獄絵図…だろ。身の毛もよだつ行為だ」桑島は答える。
「これをやったのは鹿矛囲か?」と問う東金に「冗談を言うな」「こんな遊びでしかサイコパスを保てなかったのは、あの中で残骸になっている役人どもだ」と吐き捨てる桑島。
「これはその報復だと?」朱は問う。その問に、桑島は答える。密入国者を甘い言葉で集め、臓器移植に利用した挙句、人体をおもちゃにした…と。
「こんな真似をしておきながら、いざ犯罪係数が上がったら奴らは鹿矛囲に救いを求めた」それが鹿矛囲の逆鱗に触れた。
…あ、そうか、ちょっと間違ってたかもしれん。鹿矛囲が移植を主導してると思ったけど、サイコパスをクリアにするために移植をしていたのは役人たちで、鹿矛囲はその臓器から役人たちを突き止めて接触してた…ってこと?
それとも臓器移植自体も鹿矛囲が主導してたけど、移植に使われた密入国者の身体を切り刻んでおもちゃにしたことに鹿矛囲が怒ったってこと?
必要な臓器移植であれば鹿矛囲も否定はしないと思うんだけど、この場合、臓器移植自体が人体をおもちゃのように弄ぶことだから、前者な気がするんだけど。
「焼いてくれと願ったのは、家畜にされた人々だ」「彼らはもう、元の姿には戻れない…鹿矛囲がそうであるように」歯噛みする桑島。

「同行に応じてもらえますか」と言う朱に、「もちろんだ。だがその前に、これを」と小箱を差し出す桑島。
中を開けた朱は「何をした!?」と桑島に掴みかかる。
朱の異変に駆けつけ、抑えるギノは弥生に箱の中身を調べるよう指示。箱の中身を見た弥生は驚き、慌ててスキャンする。
そしてスキャンして出てきた結果は…「常守葵…!?」――葵ばあちゃんの耳だった。
そうか、葵ばあちゃんのピアスが意味ありげに光ったのはこれのフラグだったのか…orz
自分のしたこと――葵ばあちゃんの居場所を東金に教えたことで何が起こったのかを知った美佳は恐怖する。そんな美佳を見てニヤリと笑う東金。
もう東金さんはキモ金さん通り越して、ゲス金さんでいいかな?
怒りに震える…いや、憎悪の炎を燃やす朱。

桑島を取り調べる雑賀先生は「なんでも俺と話すとサイコパスが濁るそうだ」「本当にそんなことができるのか試してみたくなったのは初めてだ」と語る。
「要求は何だ」と問われた桑島は「常守朱は鹿矛囲に近づいた。厄介だし、冒涜ですらある。少しおとなしくして欲しい」と葵ばあちゃんに危害を加えた理由を話す。
その行為が桑島の独断だと判断した先生は「鹿矛囲は常守に来て欲しがってるだろう」と言い、鹿矛囲の居場所を問う。
桑島は答える「この都市の、腸(はらわた)に――」
またもノナタワー襲撃…なのか!?

地下鉄に乗り込んだ鹿矛囲たちは、いともたやすく地下鉄をジャック。その姿は監視カメラにも捉えられていた。
一緒にいる仲間は年齢も職業もバラバラだが、先生から「15年前、交通・航空の関係で親しい人間を失ってないか調べろ」と指示が飛び、志恩さんが調べると、全員が交通・航空事故で家族を失っていた。
「やはり、接点は皆、地獄の季節か」その問いに頷く桑島。
今まで透明人間として振る舞ってきた鹿矛囲が姿を見せながら行動を起こした。つまり…決着をつけようとしている。
どうする、朱!?

そしてな…まさかのCパートがあったんや…。

地下駐車場に止められた車のトランクを開けると、そこには葵ばあちゃんが。
「あーちゃんのお仲間さんかい?」そう問われた東金は「えぇ…」と微笑みながらも、彼女にドミネーター振り上げる。
そして…(殴る音)
逝った…葵ばあちゃん殺されたあああぁぁぁぁ!!
朱ちゃん酷い目に遭いすぎワロエナイ…。
シビュラというか東金親子が、朱に鹿矛囲を殺させることで両者を排除しようとしているのは明白なんだが、あまりにも東金親子の独断すぎて、果たしてこれが本当に「シビュラ」の総意なのか怪しいすぎるんだよなぁ…。
「全能者のパラドクス」を解消する方法として考えられるのは、鹿矛囲がそうしようとしているように、全てを無にする=シビュラをなくすことなんだけど、「全能者は同じ瞬間に全能である必要はない」としたら、シビュラの一員である「東金美沙子」をスケープゴートにして「自らを裁くことができる」という手法を取ることもできるんじゃないかって気がするんだよね。それこそ恣意的に美沙子の犯罪係数をいじってさ。
…しかし、まったくもってあと2話で終わる気がしねぇ\(^o^)/
てかこのブログを書いている段階で10話を見てしまってるわけだが、それでも残り1話で終わる気が全くしないんだな、これが\(^o^)/

ラジオCD「PSYCHO-PASSラジオ 公安局刑事課24時」復活SP

ラジオCD「PSYCHO-PASSラジオ 公安局刑事課24時」復活SP

PROPLICA ドミネーター

PROPLICA ドミネーター

*1:もっとも、佐々山も名前の「光留(みつる)」にかけて誕生日を3/26に設定されていたので、そういうお遊び的な要素とも考えられる。

*2:「くわ」は「桑」の旧字体なのだが、このブログでは字化けしてしまうため「桑」の字を使用