仮面ライダーW 第14話「レディオでQ/生中継大パニック」

前回、バイオレンスドーパントに粉砕されたクレイドールドーパント=若菜は、予想通りアッサリと再生。
それを見ていた霧彦さんは「そういうことか…」と、「あの子は死なない」という冴子の言葉を理解。


そして、前回の和菓子屋さんの看板娘に続き、今回は9・10話に出てきたパティシエの麻衣が再登場。
バッシングに負けないでと若菜を励ます麻衣。
そしてまたそこにかかってくる謎の男=バイオレンスドーパントからの電話。
そこでフィリップは、犯人は決定的なミスを犯した…と指摘。
若菜が好きな景色=部屋から見える風都タワーは、どのメディアでも語っていないと言うフィリップは、犯人は若菜の身近にいる人間と推理。
それを聞いた若菜は、突然仕事場から姿を消してしまう。
パニックになる現場では、亜樹子が若菜の代理になれるのでは…と淡い期待を抱くが、スタッフは若菜の先輩DJ・素子を呼び、(´・ω・`)ショボーンな亜樹子。


姿を消した若菜が訪れた先は鳴海探偵事務所だった。
フィリップは若菜に「過去、殺されそうになったことはあるか?」と質問。若菜は「あるわ…姉とか」と答え、幼い頃から冴子とは確執があったことや、弟がいたことを話す。
フィリップは若菜の協力を得て犯人を検索。犯人の正体を知った若菜は「事件が解決したら、きちんと顔を合わせよう」と言って鳴海探偵事務所を去る。
どうやら若菜の「どうして私を怒らせるの!?」は幼い頃からの口癖みたいみたいだな。
そしてオレが思うに、若菜の怒りを静めていた「そんなの本当の若菜お姉ちゃんじゃない」という弟の言葉がなくなった=弟がいなくなったときから若菜の舌打ちが始まったんじゃないか…と。
でもって若菜の弟の子役と、フィリップが見た家族のビジョンに出てきた男の子役の子が一緒っぽいので、フィリップ=園咲姉妹の弟で確定か?


ギリギリ生放送に間に合って戻った若菜だが、またしてもそこに電話が…。
犯人は若菜のマネージャーだった。…うん、予想通り。
変身する翔太郎だが、若菜の口から出た「ガイアメモリ」という言葉に、フィリップは訝しがる。
何とかバイオレンスドーパントを倒したWだが、事件はまだ終わってはいなかった。
若菜のマネージャーは何者かにそそのかされてガイアメモリを買っていた。そしてそれが誰かを知る若菜は真犯人=素子のもとへ…。
よき先輩を演じていた素子だが、実際は若菜に仕事を取られたことを恨み、若菜のマネージャーをそそのかしていたのだ。
怒る若菜はクレイドールドーパントに変身して素子を殺そうとするが、そのとき「そんなの本当の若菜お姉ちゃんじゃない」…と、幼い弟の言葉が聞こえて我に返り、その場を去る。
若菜がドーパントだと知った素子は、その事実を公表しようとするが、そこに霧彦=ナスカドーパントが現れ、園咲家にとって危険な存在として排除されてしまう。


その後、若菜にフィリップから電話がかかってくる。
「ガイアメモリを知っているか?」というフィリップに、「知らない」と嘘をつく若菜。
そして若菜は、事件が解決したから会わない? とフィリップに言うが、若菜に引っかかるものを感じているフィリップは「まだ会わないままでいよう」…と。
了承する若菜。
フィリップが若菜に何を感じるように、若菜もまたフィリップに何かを感じていた。
同時に若菜の手から落ちる(捨てたのか?)クレイドールメモリ。
そして翔太郎は、若菜の事件以来、ボーっとすることが多くなったフィリップが気にかかっていた。


とりあえず今回立ったのが、(さっきも書いたけど)フィリップ=園咲姉妹の弟フラグ
コレはフィリップが自分の家族に関して検索できないことから、なんらかの記憶操作状態にあることは確かだな。
あと気になる点としては、若菜がフィリップに語った「実の姉に殺されかけた」というのが、そのものズバリなのか、ガイアメモリ関係=ドーパント化したことに関係あるのか…。
ともあれ、若菜が父や姉に従わない理由は、弟絡みである線が濃厚だな。
ついでに、若菜が落とした(捨てた?)クレイドールメモリを拾った琉兵衛が笑顔だったのも少々気になる。
(若菜いわく)冴子は10代の頃から琉兵衛の仕事を手伝っていたけど、若菜は自由が許されたというし、現状ではガイアメモリの流通は冴子(と霧彦さん)主導で行われているところを見ると、もしかしたら琉兵衛の目的(思惑)とは別に、冴子の野心というか目的(思惑)もありそう…。
今は嫁にDVされてる霧彦さんも野心があって冴子と結婚したんだろうし、いずれは園咲家の内紛…という展開もあるのかな?