「あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった」

あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった−カウラ捕虜収容所からの大脱走−

大泉洋出演というより、ウエンツ瑛士と並ぶ2大「セット販売w」相手の小泉孝太郎が、おもいッきりイイ!!テレビでやたらと番宣してたんで見たんだけど、ヤベェ…泣いた。

今回は愚かさに泣いた…。
自分的には(祖父がシベリア抑留されてたこともあって)捕虜といえばソ連のように戦争終わってもシベリアで強制労働*1というイメージしかなかったから、捕虜とはいえ、ちゃんと人道的に扱われてて、戦争終われば生きて帰れるはずだったのに、「生きて虜囚の辱めを受けず」って戦時訓のために死にに行くなんて、なんて戦争は愚かなんだ…と。
阿部サダヲ演じる、脱走の言いだしっぺが、いざ死の恐怖を味わった瞬間に逃げ出そうとして射殺されるくだりは愚かさの象徴だったね。


そうか…。
もう夏なんだなぁ…。

ちなみに夏の代名詞「火垂るの墓」はトラウマ過ぎて見ることができません…orz

*1:ちなみに祖父の労働証明書を見たら、何年も苛酷な環境で労働させておきながら、すんげぇ安い賃金だった…orz