「救命病棟24時」7話・朝はまた来る!

加賀(石黒賢)の遺体とともに岡山に向かった小島は、加賀の実家に到着。
その頃、東都救命センターに骨折の患者が搬送されるが、進藤ちゃんは付き添ってきた妻の容態がおかしいことに気づく。
妻は胃潰瘍を患っていた。自宅が全壊したことを夫に言い出せないストレスからだった。
そして加賀の葬儀後、小島はついに倒れる…。
骨折患者の妻は救命スタッフから自宅が全壊したことを夫に話して欲しいというが、進藤ちゃん以下救命スタッフは妻の口から告げるよう話をする。
そして、妻は自宅が全壊したことを夫に告げる…案の定、ショックを受ける夫。
一方、岡山の小島は失意のドン底にいた。
自宅全壊夫婦のことで冷たい発言をした日比谷(小市慢太郎)だったが、実は日比谷の自宅も全壊していた…。
東都救命センターに急患が運ばれてくる。
河野弟がリーダーをしているボランティアチームのメンバーが倒壊家屋の下敷きになったのだ。
リーダーとしての責任を感じる河野弟。
病院の外にはマスコミが殺到し、対処に走る寺泉(仲村トオル)。
…寺泉、いい人になってきた。
そして医局に小島から電話が入る。
失意のドン底の小島に、過去の自分を重ねる進藤ちゃん。
「オレも、妻を亡くして、立ち直るには随分と時間がかかった」
「解決してくれるのは時間じゃない。その時間にいろんな人と話して、何かを感じた。だからオレはここにいる」
…神、泣けます。・゜・(ノД`)・゜・。
やはり、神が「立ち直る」糸口となった人は、パート2の香坂たまき(松雪泰子)だったり、桜井ゆき(須藤理彩)だったりするんだろうか?
一方、自宅全壊の骨折患者を励ますために佐倉(大泉洋)や日比谷は身の上話を始める。
「(自宅全壊を)話したからって何だってんだよ…」とボヤキながらも、だんだん日比谷も人間味が増してきたな…。
そして自宅全壊夫婦は、互いの気持ちを話し、分かり合う…が、「この歳でゼロからやり直すのは簡単じゃない!」と進藤ちゃんに叫ぶ夫に、「人間は倒れたままじゃいられないんです」と語る進藤ちゃん。
倒れて起き上がったからこそ、神のその一言には泣けます…。・゜・(ノД`)・゜・。
進藤ちゃんに励まされ、岡山の小島は気分転換に海に出かけるが、そこで加賀の形見である婚約指輪を落としてしまう。
そこに倒れた小島を診てくれた医者が通りかかり、探すのを手伝ってくれたおかげで、指輪は無事見つかる。
そしてようやく、テレビで震災のニュースを見ることができた小島。
テレビには寺泉の会見の模様が映っていた。
ボランティアやマスコミに危険が伴う自己責任を説く寺泉。
だんだんいい方向に動いてきたな、寺泉…。
小島は加賀の父に東京に戻ることを告げる。
そして、寺泉には臨時内閣に入閣する旨の知らせが…。
自宅全壊夫婦を見送る進藤ちゃんと日比谷。
日比谷からは進藤ちゃんを認める発言が…。
自宅全壊夫婦と入れ違うように、小島が東都救命に復帰。
進藤ちゃん、嬉しそう…。
やはり、自分と重ね合わせてるんだね…神。・゜・(ノД`)・゜・。


今回はホントに泣けました…。
案の定、詳しくは語られなかったけど進藤ちゃんの妻を亡くしてからパート2へと繋がる時間にあった心情が垣間見えて、切なくなった。
そして、そのときのことを小島と重ね合わせてるんだろうなぁ…と思うと。・゜・(ノД`)・゜・。
間違いなく、パート3の名エピソードとなるでしょうな、今回は。