中部国際空港・セントレア開港。

昨日、家を出るときにニュースやワイドショーでセントレア開港を取り上げていた。
と同時に、報ステでは、それに絡めて数年前にブームになった地方空港の赤字と、現在建設中の静岡空港の必要性について問題提起していた。
ワシはその報ステで「赤字」だと言われた空港を利用しているのだが、確かに赤字空港ではあるが、地元民にとっては秋田新幹線・こまちよりはるかに利便性がよいのだ。
なにせ、ワシの地元ではこまちに乗るために1時間半〜2時間、場合によってはそれ以上かかるのだから…その時間があったら、飛行機ではとっくに東京・大阪に着いてしまうのだ。
そして、ワシ個人としては、空港ができたことによって一気に行動範囲を広げることができたという、ありがたい恩恵を受けた。
寝台列車や新幹線では時間がかかりすぎて、行くのを躊躇したところに「行こうかな…?」という気持ちに簡単にさせてくれたのだから…。
たとえ「赤字空港」と言われようとも、ワシ(地元民)にとっては必要不可欠なものなのだ。
確かに、地元にだって赤字を解消するための努力は必要だし、自治体や関係機関もがんばっている。
それでも、交通機関の整いすぎた都会人には、たとえ赤字といわれようと必要なものだという地元民のジレンマは分かるまい…。