「炎の蜃気楼」最終巻(id:maryu:20040427#1083077084の続き)。

…ということで読みました。
読んでない20巻の間に何があったか分からないハズなんだけど、何の疑問も持たず読み進んだのは「直江と高耶の結末を知るため」だけにこの話を読んでいたんだなと改めて思った。
読む前にオチを知ってしまったせいもあって、読み終わってしばらくは「あーあ…」な気分ではあったんだけども、読み終わって寝て起きて*1時間に経つにつれ「これでよかったのかも…」とだんだん消化できてきた。
確かに高耶は魂ごと死んじゃって*2、残された直江がまぁ言うなれば高耶との愛を胸に「魂が老いて死ぬまで換生し続ける」と誓いを立てて終わるんで、賛否両論の結末ではあるけど、ワシはこの結末のほうが直江と高耶が求めた「最上」というヤツにふさわしいと思えた。
それにしても、直江は最後までイタいヤツだったな*3(苦笑)。
そしてid:fujikoさんからいただいたコメントで、桑原水菜が風雲縛魔伝を忘れていなかったことが分かったので再開が楽しみ。

*1:寝る前に読んだ。

*2:しかもホントのクライマックスに入る前に死んじまいやがったので、読んでて「おい待て、もう死ぬんかい!」と思わずツッコミ。

*3:しかしキャラ設定自体は嫌いではない…ってか、このオトコがワシの「萌え」キャラ設定を決定付けたんだと今頃気がついた(苦笑)。