炎の蜃気楼。
千億の夜をこえて ―炎の蜃気楼(ミラージュ) 〈40〉 (コバルト文庫)
- 作者: 桑原水菜,浜田翔子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/04/27
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
「十字架を抱いて眠れ」以降読んでおらず、「耀変黙示録」の途中から買うのをやめたので*1、全40巻になっていたとは驚いた。
桑原水菜と尾崎南は、実は腐女子な世界からモノを書く(描く*2)ことを始めたワシにとって影響を与えられた人物たち*3で、どっぷりとハマりつつもなかなか終わりが見えない、そしてどんどんイタさたっぷりになっていくのが耐えられなくなって離れたのだけど、腐女子な世界から足を洗ってもミラージュと絶愛(BRONZE)だけは最後を確かめてやろうと完結だけを心待ちにしていたので、ミラージュの完結はワシの中の「ひとつの時代」が終わった気がする。
もっとも、今知ったばかりでまだ本屋にすら行ってないし、無論読み終わってもいないので、読み終わったときに改めて「時代」が終わった感じるのだろうと思う。
ミラージュが終わって改めて思い出したのだが、桑原水菜の風雲縛魔伝と、前田珠子のカル・ランシィシリーズは作者本人がなかったことにしている気がする…*4。