「零のかなたへ〜THE WINDS OF GOD〜」
THE WINDS OF GOD―零のかなたへ (角川文庫)
- 作者: 今井雅之
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: 文庫
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しかも田代は特攻隊員の岸田中尉、金太は同じく福元少尉と身体が入れ替わっていた…というストーリー。
ウッカリ世界柔道を見ていたため、途中から見たので、何故録画しとかなかったんだと自分を小一時間…(ry
戦争モノなのでシリアスな話かと思いきや、笑いも適度にあってヘビーな話ではなかったけど、それでも何とも切ない話だった。
てっきり2人とも現代に戻れてハッピーエンドかと思ったら、ラストにはなんと驚くべき設定が隠されていた。
金太は福元少尉の妹・貴子が持つガマ口のサイフを見て、自分が母親からもらったサイフと同じものだと気づき、そして貴子が後に自分の母親となるのだと知る。
金太=福元少尉が出撃する前、貴子に「大きくなって子供が生まれたら、そのサイフを子供にあげて欲しい」と言うシーンは泣けた…。
そして金太は福元少尉として特攻で死に、田代だけが現代に戻れるなんて…そりゃねぇぜ。・゜・(ノД`)・゜・。
でもって、原作である今井雅之舞台版の地元公演がありながら見逃してしまったため、舞台版とどう違うか知りたかったなぁ…と。