飯田圭織卒業。

ついにモーニング娘。の最後のオリジナルメンバー飯田圭織が卒業してしまった…。
どうやら7期メンバーオーディションでは合格者もなかったようだし、やはり「娘。」というモノの存在価値は迷走を始めているのだろうな…。
後藤真希卒業以降、モーニング娘。というものは「『加入』するものではなく『卒業』するもの」になっているのだが、かといって娘。OGが娘。時代以上に活躍しているかといわれると「?」な部分もあるし、ハロプロ自体の牽引役はとっくの昔に娘。から松浦亜弥に移っている現在、「娘。」というのはジャニでいうところのJr.の役割に落ちてしまった感は否めない。
しかし、ジャニとハロプロの大きな違いは、ジャニがJr.でいわゆる下積み時代を経てからグループを組んでデビューし、「ジャニーズ」をいう組織を牽引していくジャニーズの流れに対し、ハロプロは娘。で人気を獲得後にソロもしくはユニットにはなるものの*1、「ハロプロ」という組織の牽引役からは離れてしまう…という点だろう。
個人的観測だが、今後おそらく「娘。」はハロプロの象徴ではあれど牽引役ではなく、メンバーの個性を引き出したり見極めるための、いわばジャニーズJr.的存在に落ちてしまうのだろう…。OGは「ピン(ユニット)でもやれる」と見極められた上で卒業したハズなのだから、卒業後いちハロプロメンバーに落ちるのではなく、ハロプロの牽引役として活躍してもらいたいものだ。特に後藤真希安倍なつみ飯田圭織には期待しているのだが…。

*1:ハロプロでは異例のソロから娘。加入という藤本美貴がいるが、非ハロプロヲタから見ると娘。加入後は「娘。」という団体に埋もれてしまっている感があって、個人的には非常に残念に思えている。