西部警察SP

元祖・刑事ドラマ復活っスよ!
ロケ事故のため*1、一時はお蔵入りかと非常に残念無念な思いでいたのだけど、とりあえずSPだけでも放送されてよかったよかった…。
しかし、平成版は何かが物足りない…。
旧団長・大門課長(渡哲也)が存在感はあれども、かつての大門団長とは別人かと思うほど非常におとなしい人になってしまった感があり、新団長・鳩村にいたっては、齢50過ぎの舘ひろし*2に最盛期(「あぶない刑事」のあたり)の頃のようなド派手なドンパチができるほどのアクティブさはもうなく*3、期待の石原プロ若手は話の中心に来るにはまだまだ未熟…。
あの事故さえなければ、去年の秋にこのSPが放送された後にテレビシリーズとして話が続いていく予定だったなので、本来であればこのSP後のテレビシリーズで徳重聡石原プロ若手が役柄同様成長していくハズだったんだろうなぁ…。そういう意味ではテレビシリーズの製作があの事故で打ち切られてしまったことはホントに残念だな。
あと、ストーリー的には警察官僚との対立や軋轢など、どこか「踊る大捜査線」を意識しすぎているように感じられて、そこがまた昭和版と比べての物足りなさだったかもしれない。
この物足りなさは、イコール「平成版・西部警察はまだまだこれから」…と思いたいので、ぜひとも年1SPでもいいので、続編製作を期待したい。

*1:http://www.seaview.gn.to/cars/crash/seibu/

*2:ちなみにウチの亡きパパンと同い年(昭和25年生まれ)だ…orz

*3:それでも50代も半ばとは思えないアクションではあったけど…。