「人間の証明」8話。

アメリカの地で、偶然にも棟居(竹野内豊)は父親の仇である、腕に太陽の入れ墨を持つ男=ケン・シュフタフを見つける。「あんなデザイン珍しくないし、考えすぎよ」という桐子(夏川結衣)だが、棟居の疑惑は深まる。
同じ頃、相馬晴美(りりィ)の足取りをたどっていた横渡(大杉漣)は郡恭子(松坂慶子)へとたどり着く。
しかし、佐伯(田辺誠一)はあんなふうに相馬晴美に死への引導を渡しておいて、晴美と恭子の関係を知らない…のか?
てっきり佐伯は恭子と晴美のことを知っているからこそ、あんなカタチで晴美に引導を渡したと思ったんだが、単に恭子や自身の邪魔をする者を排除するために、自分たちの手を汚さない方法として、あんなふうに追い詰めていってただけ?
佐伯は恭子と晴美の関係とか、実は恭子を破滅させられるだけの材料を薄々は(結構?)知っていそうなカンジに見えたんだが、実は思っていたほどの人物ではなく、単なる小者だったのか?
そして、拾ったクマのぬいぐるみから郡翔平までたどり着き、警察に殴りこんだ小山田・新見オヤジーズだったが、横さんがようやく捜査の第1歩を踏み出してくれそうになった矢先に文枝横山めぐみ)の死体が…って、横山めぐみ殺すの早すぎ(苦笑)。てか、どうせ早々に殺されるんだったら、あの役は横山めぐみじゃなくても…orz
それにしても、シュフタフが自分の父親に暴行したことを覚えていなかったことに激しい怒りを覚えた棟居の気持ちは痛いほど分かるな。
加害者側にとって自分のしたことは、冗談(のつもり)だったり、さして意味のないことだったり、まさかそれが相手にとって何10年と抱える傷になるとは思ってないだろうけど、その(加害者側にとっては)些細なことでつけられた傷が、被害者側にとっては何10年と抱え続け、自身が歪んでしまうほどに縛りつけてしまう場合もあるんだって、自分自身で実感済みだからねぇ…(苦笑)*1
そして急転直下のジョニー(池内博之)の母親判明…って、早すぎるだろ!
…いや、来週9話だから妥当なのか?
どうやってあの人を突き崩すんだ、棟居!?

*1:まぁそれが原因でダウナー入るときもあるんですよ、時には(苦笑)。